皆川明さんのトークショーへ

2007年11月24日

行って参りました。
愛知芸術文化センターであったのですが、P代が高いので本山のコインPに車を停め地下鉄での道のりです。
本当に気持ちのいい天気でしたね。
皆川明さんのトークショーへ皆川明さんのトークショーへ
皆川明さんをご存知ですか?
日本を代表するファッション&テキスタイルデザイナーさんで、生地のデザイン制作から販売まで一貫で行うこだわりのファッションブランドmina perhonen(ミナ ペルホネン)」を展開されてます。日本をはじめ世界中の巧み達と、ストーリー性やこだわりの世界観をもったテキスタイルは大変魅力的です。
今回のトークショーは、「最初の100年−100年生きる生活とデザイン」という事で、流行を追ってファッションを使い捨てにするのではなく、いつまでも「お気に入り」として長く使ってもらえる服を作りたい、というみ皆川さんの考えをお聞きしました。
それにしても凄いこだわりとそれを支える職人さんの技術には驚かされました。1日に1着分の生地しか織れないテキスタイルや、グラフィックの中に隠し絵のように、文字やキャラクターが隠されていたりと皆川ワールドのビギナーとしては驚かされる事ばかりでした。生地のスケッチから服の完成までは2年近くかかるそうで、コレクションとして発表される頃には懐かしさを感じられるそうですよ。近頃の物づくりとは完全にちがいますね。「時間をかけてよくなるのなら時間はいくらでもかけます」だそうです。パリで行ったショーの様子も見せていただきましたが、素人のモデルさんを使ったたった10分のショーでしたが、コンテンポラリーダンスの舞台衣装などを手がけているだけあり、どこまでも世界観に沿ったアートっぽい物でした。
皆川さんは作風通りのふわっとしたかたり口調で、講演後も出口でみなさんのサインや問い掛けに優しく笑顔で応じてられていました。いい人オーラ出まくりでした!200人近く入る会場は満員(男性は10人以下!)で服飾関係の学生さんぽい若い方が多かったです。

実はこのブランドに出会うきっかけは。この夏に同居人の着る服を勝手に考えてまして、普段同居人が好むクールなテイストと全く逆の物をあえて見てみるのもいいんじゃないか?と「優しさやかわいらしさ」のある服をさがしてまして、数年前NHKのトップランナーに出演されている皆川さんの記憶から、お店を訪ねたのが始まりです。最初は個性的な服に正直ほかの服と合わすの無理じゃない?と思っていたのですが、お店の方が親切にアドバイスして下さったので、何度か足を運ぶうちにすてきなスカートに巡り会えました。
皆川明さんのトークショーへ皆川明さんのトークショーへ
同居人は皆川さんの「み」の字も知りませんでしたが最近では「じょじょに良さの分かる服」と言っていましたし、今日のトークで作り手の心や普遍的な願いのこもった物だと言う事に感心したようです。でも着こなすのは難しいって。確かにね!(笑)



同じカテゴリー(展覧会)の記事画像
AFLO+個展「胞子」
NAHO IKEDA+KOKO design office
そうだ、京都行こう
studio velocity展
「Outline」
カール・フリッチ ジュエリー展
同じカテゴリー(展覧会)の記事
 AFLO+個展「胞子」 (2013-09-19 21:35)
 NAHO IKEDA+KOKO design office (2012-04-28 01:22)
 そうだ、京都行こう (2012-04-09 20:32)
 studio velocity展 (2012-03-31 23:16)
 「Outline」 (2011-06-04 23:09)
 カール・フリッチ ジュエリー展 (2010-10-01 20:38)

Posted by yas at 00:40│Comments(0)展覧会
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
皆川明さんのトークショーへ
    コメント(0)