みかんハウス

yas

2010年02月15日 20:22

女子モーグルの上村選手・・・

気合を入れて同居人と二人テレビの前に正座して観てたんですけど・・・無念。

スキー仲間からも直後にメールが来ましたが、みんな感想は似たような感じ?
完全に “スピードの時代” 突入です。

ライブで見てた方は分かったかもしれませんが、トップのハンナ・カーニー 選手は、あの状況でスタート前笑ってるというか、不敵な笑みを浮かべてました・・・気付かれました?
金を取る選手はハンパないです(凄)

ハンパないといえば、里谷選手の限界の攻めも良かった....(涙)
90年代スキーをやってた人にとっては、金メダル以前の中学生の時から注目されてきた、元祖モーグル界のアイドルですから、個人的に上村選手とは違った強い思いが有りました。

開始早々、なんだかもうオリンピックの楽しみも終わってしまった感じです......。

昨晩は集まって残念会.....食べまくって憂さ晴らしでした。


さて、残念会の前、モーグル観戦で傷心ぎみに出かけたのが、仲良くして頂いてる建築家、間宮さんの事務所が行っていた、新築住宅の内覧会。

おうちの名前は「みかんハウス」?
命名の意味は見れば納得です。




オレンジの外壁に緑の扉。
ちょっとショッキングな外壁色ですが、そこはデザインを標榜される事務所。
きっちり抑えの効いた違和感のない色合いにコントロールされています。

さらにこの物件は1Fの面積が約9坪(18畳)2Fが約11坪(22畳)のいわゆる狭小住宅です。
2Fが1Fより大きいのも面白い。

中にお邪魔すると、建築的デザイン的工夫が随所に凝らされていて、数値以上にびっくりするほど広く感じられます。

例えば扉は全て上吊りの引き戸で、一切床にレール(仕切り)がありませんのでフローリングに連続感が出て、広さとスッキリとした美しさが感じられます。

また、施主さんが壁の角に良く体をぶつける事から、家中の壁や柱の角が全て大きく丸めてあります。
織物風の壁紙も相まって、すごく優しい雰囲気のお部屋が印象的でした。




見落としがちですが、踏み板と蹴込み板の継ぎ目が無い階段も、さりげない職人技がキレイです。

とてもコンパクトな家ですし、決して贅沢な素材や工法も使われていませんが、多くの工夫やアイデアを盛り込むことで、こんなに豊かな空間に仕立てるなんてまさに建築家さんならでは!の仕事かと。

また今回の内覧会で面白かったのが、この家担当のSくんがちゃんと家に合わせて服装をコーディネイトしていたところ(笑)
わかりにくいですがズボンも深緑・・・もしかしてシャツも壁紙に合わせてた?




数人気づいてくれたそうですが、こういう感性は大事ですよね(笑)


『間宮晨一千 デザインスタジオ』 HP

愛知県名古屋市天白区原四丁目1107番地
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