「SHIFT」

2009年08月30日

いつも素敵なキュレーションで楽しませて頂いている・・・

florist_gallery N(フローリスト ギャラリー エヌ)さんで

西岳拡貴展 「SHIFT」 を観てきました。

オープニングの日も参加しましたが、とても楽しかったので、同居人を誘っての再訪です。






目に飛び込んで来るのは、200㎏のラードが入った作家さん手作りのお風呂!

お風呂を使った、このギャラリーで撮影されたビデオ作品は必見です!

西岳拡貴さんは、東京藝術大学大学院在学。
とても話し易い方で、この日も偶然いらして、作品についても凄く丁寧にお話して下さり、同居人も作家さんの作品へ込めた“思い”を受け止めて、更に楽しめた様です。

フランスのナントで開催された「ナントビエンナーレ・河口プロジェクト」での様子も放映されてますが、今までの彫刻には無い、単純作業の積み重ねから生まれる新しい彫刻も驚きの行程。

この映像は環境音・作業音の面白さもあって、DVDを購入しました!

今回は映像作品以外にも、グラフィカルな作品も多数展示されています。





観た人誰もが「人との関わりや出来事が絡み合って、身体性や皮膚、人の温もり」というテーマはもちろん、“なにか面白い”を感じられる素敵な展覧会になってます。


西岳拡貴 展 「SHIFT」

2009年8月22日(土)〜9月6日(日)
12:00〜20:00(水曜・木曜休)
入場無料


「florist_gallery N」
〒 464-0816
住所 名古屋市千種区鏡池通3−5−1
TEL/FAX  052-781-0081
OPEN  12:00~20:00
  


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表敬訪問?

2009年08月25日

今日も朝はかなりひんやり・・・

カラッと気持ち良いですね。


さて今日は、「ナゴヤデザインウィーク2009」の実行委員として今頑張っておられる「間宮晨一千デザインスタジオ」へ、表敬訪問というか冷やかしに寄って来ました。




黄色のポスターしっかり張ってありますね(笑)

「ナゴヤデザインウィーク2009」
10/14(水)〜10/18(日)

残念ながら(予想通り)間宮さんはご不在でしたが、スタッフのSくんと少し話をして返りました。
(彼とは先週も某所で偶然一緒でした)

「ナゴヤデザインウィーク2009」の実行委員以外にも、もちろん本業もありますから大変お忙しい様です。
そんな忙しさでもさらに、スタジオとしてデザインウィークで企画展も開催するという事ですから、驚きます。もちろん期待大!

2005年の「ナゴヤデザイナーズウィーク」から始まって、今年で5回目の「ナゴヤデザインウィーク」ですが、今までちょっと一般の方がとっつきにくい部分があり、個人的にもマンネリ化を感じていました。(知らない人多いですよね)

しかし今年はもっと一般の方への発信や、参加ができる形に実行委員の方も情熱的に活動して下さっている様ですので楽しめると思います。

間宮さん以外にも、知り合いの方が多く関わっているイベントですし、もちろんデザインの事も好きなので、あと2ヶ月このブログでも応援させて頂きたと思います。

ナゴヤデザインウィーク2009 HP」  


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やぎのおはなし

2009年08月10日

昨日の続き・・・

食事の後は同サロンで行われている個展を観に。

平松絵美展「やぎのおはなし」
〜ちょいと道草〜
クライマックスへ向けて in 尼ヶ坂




ヤギを主役に、童話の世界を、絵や立体で空間を存分に使ったインスタレーションとして表現された、夏休みらしいお子さんも楽しめる展示でした。

この日が最終日で、作家の方ともお話しさせて頂きましたが、興味深かかったのが、1つのシーンが個展の度に追加され物語が進んで行ってるそうで、次回で最終回を迎えるとの事。

平松さんは日本画を勉強されていた方で、絵も、日本画の材料で描かれています。




木で削り出された立体物等も重量感の有る物で、絵の質感も含めて、可愛らしい中に落ち着きと力強さを感じました。

次回最終話、楽しみにしています。

サロンと聞くとなにやらセレブなイメージが有りますが、こちらのサロンは、食事・アート・雑貨・カフェ・音楽・本・・・そして人。
「生活を楽しくする“エレメント”に出会える交流の場」とでも言うのでしょうか?
とりあえず既存の型にはまらないトコロです。


『尼ケ坂サロン』  HP

〒 462-0835
住所 名古屋市北区杉村1-4-4 尼ケ坂ビル
TEL 052-917-5800
FAX 052-917-5822
営業時間 12:30〜20:00
休業日 毎週木曜日と第1、第3水曜日
(ダイニング&キッチン営業日・時間は別ですのでHPを要確認)
駐車場 3台

  


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箱と硝子

2009年06月01日

気が付けば6月初日・・・

今日は爽やかな晴れ日で朝からバイクも気分最高でした。

さて6月は四季的にはいつなのでしょう?
色々な考え方も有りましょうが、個人的な感覚ですとズバリ夏です。

ちなみに3・4・5月が春、6・7・8月が夏、9・10・11月が秋。12・1・2月が冬と勝手に感じておりますが・・・。


さて、先週はガラス作家、椎野美佐子さんの展示を観て参りました。




今回は、名古屋市東区東桜の「古民芸 昔屋」さんで行われており、古いタンスや小物入れ等の箱ものにガラスを展示するという、時間的・質感的にコントラストの利いた奥行きの有る展示になっていました。

新作はもちろん、かなり古い作品等も有って大変楽しめました。

今回も作品を一つ購入させていただきました。




自分に似つかわしくない、かわいらしい色と形なのは、前回購入の花器とのコーディネイトを考えての事です。

ただ残念なのは、今飾るスペースが無いのです(苦笑)
  


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クルクルピカピカ

2009年05月24日

昨日の「LOUD VISION Nagoya」でのパフォーマンスの一コマ・・・




さて何でしょうか?

ヒント Music&Motion&Light=?
  


Posted by yas at 21:13Comments(0)展覧会

「LOUD VISION Nagoya」

2009年05月24日

昨日は夕方から・・・

気候も良かったのでバイクで名古屋へ。

向かったのはインテリアショップ「Ogni」(オグニ)さん。

この日は、音楽家 オノセイゲンとアートディレクター 井上嗣也 、写真家 新良太のコラボレーションワーク「LOUD VISION NAGOYA」のオープニングでした。

本当に大勢の方が見えて会場も一杯の盛り上がりでした。

展示作品以外にも、面白いパフォーマンスもあって楽しかったのですが、なんといっても多くの方と色々な話題でお話し出来たのは単純に楽しかったです。




学生から日本を代表する一線の方まで、本当に多ジャンルの個性的な方々ばかりなのですが、皆さん立場や職業、性別に関係無く、フランクに楽しめる雰囲気が心地よかったです。

話がすぐ盛り上がってしまって、「お先に失礼します」と言ってからお店を出てみると1時間半も経過。
家に着いたのは、てっぺんでした。






  


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小菅-シュトックル宣子 展

2009年04月24日

少し前になりますが・・・

gallery N さんで開催されている

小菅-シュトックル宣子 展『余白の存在』

に行って来ました。




「私の作品は、空間を多く必要とします。
作品(私)と回りの空間(社会)の間に(たとえば額縁のような)「枠」または「隔たり」があってはならないというのが、私の主張です。社会(余白)の中で生きてこそ、私という作品が存在する、そういう考えに基づいています。
それゆえに絵画の中の空間もですが、絵画の外、つまり展示する時の壁だったり、はがきの余白だったりが必要になるのです。その空間の中で始めて、これらの作品が生き生きと表現されるのだと思っています。」

小菅-シュトックル宣子   -gallery Nより-

ドイツ在住の作家さんは、お話の内容も、濃く幅広いものばかりで、大変面白かったです。




一見、豊かな色彩と白(余白)の対比が印象的ですが、繊細で考え抜かれたであろう色や筆使いに、個人的に凄く「和」を感じましたが、毛筆にも造詣が深いという事で、そういう感性が関係しているのでしょうか。

キャリアのある方らしく、経験に裏打ちされた独自のバランス感と、安定感のある表現力を凄く感じました。


小菅-シュトックル宣子 展『余白の存在』
2009年4月6日(月)〜4月26日(日)
12:00〜20:00(木曜休・4/15・4/22は休廊)
入場無料
  


Posted by yas at 19:33Comments(0)展覧会

PROOF OF GUILD

2009年04月14日

2月に新しく移転オープンされたジュエリーショップ

「PROOF OF GUILD/プルーフ オブ ギルド」さんで行われている

「contemporari jewelry exhibition」に行って来ました。HP

こちらのお店は、オープン(今年2月)前から、ある方から「お勧めの素晴らしいお店」と聞いていましたが・・・なかなか行き慣れない守山区という事もあって、オープニングエキシビジョンには行けずにいました。
最近になって、色々な方面の方から噂は聞こえてくるし、つい先日は今開催中のエキシビジョンに行かれた、ガラス作家さんから「本当に素敵ですよ」と聞かされ、居ても立ってもおれず行ってきました。

お店は閑静な住宅街の奥にひっそりと。お店の存在を知らせる物も全く無く、知らなければ全然分からないシチュエーションです。

白い外観の店内は明るいモダンギャラリーといった雰囲気で窓から見える裏山の緑が爽やかでした。




今回は国内外の作家さん21名の作品が100点程も展示され、見応えも十分です。

「コンテンポラリージュエリーとは、いわゆる、ジュエリー・宝石という固定概念から軽やかに解き放され、作り手独自のコンセプトや素材、形へのアプローチによって作られています」-HPより-




今回はデザイナー兼オーナーの竹内 稔さんが丁寧にアテンドして下さり、作家/作品のヒストリーやバックボーンを楽しい会話を交わしながら知る事ができました。
また、作品は手軽に手に取って合わせられる様に展示されていて、同居人も普通の貴金属ととは全く違うアート作品を身に付け、楽しみながら興味深く体験していました。

紙で作るジュエリーや昆虫をアクリルに固めたもの、本物の花を型取って作った指輪など、変わった素材・制作方法の物など多種多様で驚きの連続でした。





2Fには竹内さんの作品が展示され、有機的な形の指輪や幾何学的なペンダントなど繊細でありながら力強い作品が目に留まりました。
真鍮のアニマルキーホルダーのシリーズも彫刻的な造形で大人っぽい作品です。

展示品は購入可能で、同居人は当たり前の様に(苦笑)、竹内さんの作品をはじめ数点を購入してました。
今回も行く前は「買わないから大丈夫!」のような事言ってましたが相当好きなテイストばかりだった様です・・・。

こういうコンセプトでジュエリーを扱ったお店はこの辺りには希少ですし、今後も色々な展示を企画されるとの事ですので、またこの素敵な空間を訪れるのが楽しみです。



『PROOF OF GUILD』(プルーフ オブ ギルド) HP

〒 463-0010
住所 愛知県名古屋市守山区翠松園1-703
TEL 052-794-8501
営業時間 AM:11:00〜PM8:00
定休日 火曜日
駐車場 4台
  


Posted by yas at 18:10Comments(0)展覧会

卒業の季節

2009年03月02日

もう3月・・・

3月といえば卒業の季節です。

この時期個人的に好きなのは、色々な学校の卒業作品展を見に行く事なんです。
(場所は、学内をオープンにしている所や、施設を借りて行っている場合など様々です。)

身近な所ではナディアパーク3Fのデザインホールが有りますが、この時期、週代わりで何処かの卒展が開かれています。

先日訪れたのは珍しい試みで、実店舗のショーウインドウに合わせた作品を製作し、展示しているという物。




言葉では一つひとつ表現しきれませんが、アイデアと小さな作り込みが素晴らしかったです。

学生達の作品は当然未完成で気合いが空回りしてるような物が多いのですが、ゆえに、表現しよう言う感覚がストレートに感じ取れて、そんなところが大変好きです。

以前、木工学校の卒展では作品が購入出来る事になっていて、自分が買った椅子とスツールをわざわざ学生君達が遠方(県外)から家まで届けにきてくれた、なんて嬉しい事もありました。

情熱の注がれた作品達を見ると、懐かしさと共に「要領よくやることばかり覚えても...」なんて・・・

ちょっと考えたりする機会を与えてくれます。
  
タグ :卒業作品展


Posted by yas at 20:56Comments(0)展覧会

「椎野美佐子 展」

2009年02月18日

先日伺った「gallery N」さん・・・

「椎野美佐子 展」




椎野さんは何度もこちらのギャラリーでお会いしており、この個展は以前から個人的に楽しみにしてました。

代表作というかライフワーク的作品の「マツゲ」シリーズは、複雑な細工で色々なバリエーションが有りかわいらしく素敵です。




自分は、内蔵から発想したという一輪挿しの色に惹かれました。
(どの内蔵にするか(笑い)迷いに迷ってひとつを購入)

今回は螺旋階段から観るインスタレーションもあります。
椎野さんは、作品の持つストーリーが大変深く独自の世界観をお持ちですので、作品と重ねて観ると特に面白く感じられました。


「椎野美佐子 展」

期間 2009年2月7日(土)〜2月22日(日)
時間 12:00〜20:00(木曜休・2/11休廊)
入場無料

「florist_gallery N」

〒 464-0816
住所 名古屋市千種区鏡池通3−5−1 地図
TEL/FAX  052-781-0081  


Posted by yas at 19:28Comments(0)展覧会

「若杉玖未展」

2009年01月25日

昨日は夕方より・・・

gallery Nさんで開催のへ「若杉玖未展」へ




若杉玖未さんの作品は昨年秋の個展もお邪魔しており、そのときgallery Nさんの話をしていてそれが今回の展覧会に結びついたということで、個人的にも大変嬉しく思えます。

ほとんどが新作で、大胆な構図の作品が多いですがインクを使った表現はそこはかとない憂いを感じる気がします。

常連さんの暖かく厳しい意見も聞けましたが、それをモチベーションに出来る事は若いアーティストにとっては幸せなことですし、またそういうオープンな場を作られているギャラリーオーナーご夫婦の志は素晴らしいと思います。

この日は作家本人によるライブドローイング(来場者の自由参加OK)もありギャラリーのガラス窓iをキャンバスに自由な世界が広がっていました。




「若杉玖未展」

2009年1月24日(土)〜2月1日(日)
12:00〜20:00(木曜休)入場無料

「florist_gallery N」

〒 464-0816
住所 名古屋市千種区鏡池通3−5−1 地図
TEL/FAX  052-781-0081  


Posted by yas at 21:09Comments(0)展覧会

安部みゆき 展

2008年11月06日

先日は、「gallery N」さんで開催中の・・・

『安部みゆき 展』に行って来ました。




鉄製の薄板を細かく溶接した立体は中空で軽いのですが、表面の酸化(錆)処理された独特の風合いと、手作業で仕上げられたエッジが不思議な重量感を感じさせます。




立体のモチーフは普段の身の回りにあるものからだそうで、色々な物に見える不思議な立体はコロコロと可愛くも感じさせます。




作家の安部みゆきさんはフランス在住との事で、あちらの生活等もお伺いしたところ、今は自宅を自身でリフォーム中だそうですが、数百年前の石の家だそうで、発掘作業の様にかれこれ2年以上もされてるとの事。・・・凄い。

夕方からはパーティーがあり、いつもの様に学生さんをはじめ、色々な職業や年代の方々との楽しい会話で盛り上がれました。


『安部みゆき 展』

2008年11月2日(日)〜11月30日(日)
12:00〜20:00(木曜休・11/12・11/19休廊)
入場無料


「florist_gallery N」

〒 464-0816
住所 名古屋市千種区鏡池通3−5−1 地図
TEL/FAX  052-781-0081
OPEN  12:00~20:00 (木曜休)  


Posted by yas at 19:42Comments(2)展覧会

素敵なデュエット♫

2008年10月14日

この時期のちょっとひんやりした夜の空気は・・・

気持ちいいのでついついぶらぶらと。


昨日は日が暮れてから展覧会を覗きに行って来ました。

若杉玖未 first exhibition
in
Salon de Thé La cachette




作家さんは岡崎在住の女性。
芸大を卒業され3年目、今回が初個展です。
お話の中で自己表現に対する自然な姿勢と発想の純粋さを感じました。




水性インクを使った作品はちょっと危ういタッチと女性らしいモチーフが印象的。





「La cachette」さんは作家さんとは開店前からのお知り合いで会場提供+αをされたそうです。
cachetteさんのメニューイラストも描かれています。




「お洒落なカフェ(ケーキ屋)とアート」
スゴくハマル、素敵なデュエット♫
夜の展覧会もとってもムーディーで良いです!

この日はパーティーも有り多くの方が見えてました。
作家さんはとても明るく親しみ易い方で、楽しい会話をしながら観覧でき、ついつい長居をしてしまいました。
cachetteさんお二人もありがとうございました。

本日(13:00〜18:00)まで開催です。


『Salon de Thé La cachette』

住所 豊田市 大清水町大清水63 MAP
電話 0565-46-8556
駐車場 沢山有り
  


Posted by yas at 11:54Comments(0)展覧会

常田泰由 展

2008年10月02日

今日、美容院に行って・・・

カット&カラーをお願いしたのですが・・・見事に、チョ〜金色アッシュ系!
こうなるとマズいよねって言ってた方向に・・・スタイリストさんも予想外!

TPOも有りますので…と言うより季節的にちょっとNGかな。
即、染め直しでした。

カラーの薬剤は、髪の毛をブリーチしながら色が入って染まるそうなんですが、自分の場合は色が抜け易いらしいです。
まぁ、髪の毛も抜け易いですが・・・⤵


さてさて、具沢山な週末の続き。

お昼を頂いた後は、gallery N さんで開催中の

「常田泰由 展」へ





この展覧会の為に製作された新作(版画)は、ギャラリーの雰囲気に合わせた物らしく、綺麗な色使いや優しいグラフィックが、クールなギャラリーにぴったり。

特にこの作品が可愛さも有ってお気に入り。




版木の木目がくっきりと分かる独自の技法は、シルバー色を使っても優しさを感じます。


携帯カメラでスミマセン


版画ってなんとなくホッとしますね。
  


Posted by yas at 21:25Comments(0)展覧会

なびく

2008年09月07日

昨日は夕方から名古屋へ。

先日開催された「小池夏美展」で購入した作品を受け取りに行ってまいりました。

ギャラリーには、小池さんも作品を渡す為にみえていて直接手渡しして頂きました。

購入作品は

「なびく」




作家の道を選んだ経緯や常滑でのアトリエ話など、新人作家というライフスタイルや考え方は個性的で、ゆる〜い生活の自分からすると、ちょっと羨ましい!
家に帰って箱を開けるとこんなメッセージが




若い作家さんの場合、作品購入自体がそんな経済的な支えにはならないと思いますが、創作活動のモチベーションや作家生活の励みに少しでもなれば幸いです。

また今度、常滑のアトリエに遊びに行く約束をしてお別れしました。  


Posted by yas at 12:57Comments(0)展覧会

集いし者

2008年08月12日

先日のパーティーの続き。

全く知らない人達が集まり、ぎこちない雰囲気が徐々に緩んで会話が心地よく弾み始めました。




アーティスト・デザイナー・建築家・会社員、仕事はもちろん年齢、性別も違うのに感覚言語が通じる人達。
感性のディープな部分で共通感と一体感が味わえました。

自分の心や内面に拘り、充実感を求めている人達の言葉は大変興味深い面白さがあり刺激を受けます。

みんな5時間も立ったまま本当にノンジャンルな素敵な話題に惹き付けられました。


2次会は2Fのギャラリーオーナー宅で・・・

更にアグレッシブな対話で感覚が冴え、アドレナリン出まくり?!です。

気が付けば、AM3:00!




・・・熱帯夜なんかよりよっぽどアツイよ!…「みんな」
  


Posted by yas at 23:29Comments(0)展覧会

「小池夏美 展」

2008年08月10日

名古屋にこの春オープンのギャラリーへ。

「小池夏美 展」



どこまでも白い陶器は異なった釉薬のコントラストと若い感性から生み出される繊細な造詣が印象的。

小池夏美さんは今年4月に愛知県立芸術大学大学院を卒業し、常滑に工房を構えて創作活動をスタートされました。




特に気に入ったのは、普段工房に通う道で目にする煙突と煙からイメージした一輪挿し。

陶器についての素朴な質問から、創作の苦労話、作家としてスタートされた日々の生活など興味深いお話を直接お聞きする事もできました。

「小池夏美 展」

2008年7月26日(土)〜8月24日(日)
12:00〜20:00(木曜休・夏期休廊日8/14~8/17)
入場無料

「florist_gallery N」

〒 464-0816
住所 名古屋市千種区鏡池通3−5−1 地図
TEL/FAX  052-781-0081
OPEN  12:00~20:00 (木曜休)

この日は夕方から作家さんを囲んでパーティーも開かれました。




早々においとまする予定があまりに楽しくて・・・(続く)
  


Posted by yas at 14:00Comments(0)展覧会

皆川明さんのトークショーへ

2007年11月24日

行って参りました。
愛知芸術文化センターであったのですが、P代が高いので本山のコインPに車を停め地下鉄での道のりです。
本当に気持ちのいい天気でしたね。

皆川明さんをご存知ですか?
日本を代表するファッション&テキスタイルデザイナーさんで、生地のデザイン制作から販売まで一貫で行うこだわりのファッションブランドmina perhonen(ミナ ペルホネン)」を展開されてます。日本をはじめ世界中の巧み達と、ストーリー性やこだわりの世界観をもったテキスタイルは大変魅力的です。
今回のトークショーは、「最初の100年−100年生きる生活とデザイン」という事で、流行を追ってファッションを使い捨てにするのではなく、いつまでも「お気に入り」として長く使ってもらえる服を作りたい、というみ皆川さんの考えをお聞きしました。
それにしても凄いこだわりとそれを支える職人さんの技術には驚かされました。1日に1着分の生地しか織れないテキスタイルや、グラフィックの中に隠し絵のように、文字やキャラクターが隠されていたりと皆川ワールドのビギナーとしては驚かされる事ばかりでした。生地のスケッチから服の完成までは2年近くかかるそうで、コレクションとして発表される頃には懐かしさを感じられるそうですよ。近頃の物づくりとは完全にちがいますね。「時間をかけてよくなるのなら時間はいくらでもかけます」だそうです。パリで行ったショーの様子も見せていただきましたが、素人のモデルさんを使ったたった10分のショーでしたが、コンテンポラリーダンスの舞台衣装などを手がけているだけあり、どこまでも世界観に沿ったアートっぽい物でした。
皆川さんは作風通りのふわっとしたかたり口調で、講演後も出口でみなさんのサインや問い掛けに優しく笑顔で応じてられていました。いい人オーラ出まくりでした!200人近く入る会場は満員(男性は10人以下!)で服飾関係の学生さんぽい若い方が多かったです。

実はこのブランドに出会うきっかけは。この夏に同居人の着る服を勝手に考えてまして、普段同居人が好むクールなテイストと全く逆の物をあえて見てみるのもいいんじゃないか?と「優しさやかわいらしさ」のある服をさがしてまして、数年前NHKのトップランナーに出演されている皆川さんの記憶から、お店を訪ねたのが始まりです。最初は個性的な服に正直ほかの服と合わすの無理じゃない?と思っていたのですが、お店の方が親切にアドバイスして下さったので、何度か足を運ぶうちにすてきなスカートに巡り会えました。

同居人は皆川さんの「み」の字も知りませんでしたが最近では「じょじょに良さの分かる服」と言っていましたし、今日のトークで作り手の心や普遍的な願いのこもった物だと言う事に感心したようです。でも着こなすのは難しいって。確かにね!(笑)  


Posted by yas at 00:40Comments(0)展覧会